若林パン若林 裕美さん(H運輸業・郵便業、I卸売・小売業)

事業の特色・強み 上田市真田町にてパン屋を営んでいます。やわらかいパンが特徴で、地元の方に愛されるパン屋として日々営業しています。
創業を決意したきっかけを教えてください。

令和2年に無店舗型のパン製造小売事業者として創業し、令和4年に移動販売を、令和7年から店舗を開始しました。当初の開業から店舗開業に至るまで、共通していた動機はパンを作ることが好きだったこと、地元真田町に恩返しがしたかったことです。特に店舗開業については、高齢化が進む真田町で、パンを通じて地元の活性化の一助になればと思い開業しました。

創業までどのように準備を進めてきたか教えてください。
創業半年前

令和2年の開業時は具体的に準備等はしておらず、開業直前に以前の勤務先にてキッチンの賃貸借契約を締結したのみ。(創業1ヵ月前)
令和4年の移動販売開始時は、車両購入のため小規模事業者持続化補助金を活用。車両の発注~採択に向けて商工会や出店時に知り合った方に相談し、計画作成。(創業半年前~1ヵ月前)
令和7年の店舗開始に向けては、令和5年8月頃に空き店舗を紹介してもらい、内見。従業員が増加することも想定して、店舗の規模感を確認した。上記何れも着手段階で上田信金に融資相談。

創業1~3か月前

上田信金から融資内諾後、必要資金が上振れたため追加の資金調達としてクラウドファンディングを開始。クラウドファンディングにあたり、自己分析を実施し事業に対する動機や、自分のやりたいことを再確認する良い機会となった。並行して店舗改装工事、店舗開業に向けての従業員募集を開始。その間もイベント出店には参加し認知度を拡大。店舗開業直前には、クラウドファンディングの返礼も兼ねてプレオープン、キッチンカー等誘致し店舗駐車場にてマルシェを実施。Instagramでの広告宣伝も行った。

創業1ヵ月前

令和2年の開業時は具体的に準備等はしておらず、開業直前に以前の勤務先にてキッチンの賃貸借契約を締結したのみ。

創業後、事業を進めながら取り組んでいることを教えてください。
創業前に計画して効果があった取り組み

クラウドファンディングの実施です。融資の相談とは別で、他の人からお金を頂くという経験を通じて余計なプライドが無くなりました。結果として多くの方の目に留まり、200人近い方からの支援も受けられ、宣伝効果も非常に大きかったです。
また、クラウドファンディング実施時に自己分析を徹底的に行ったことで、自分のやりたいことが明確になり、店舗開始に向けた準備に迷いなく取り組むことができました。

創業後に検討して取り組んだ(取り組む)こと

イベントへの出店が好きなことや、広告宣伝、他の事業者との交流のため、月1回程度は県内のイベントに出店するようにしています。併せて、自店舗にて、他の出展者さまとのマルシェの開催も継続する予定です。
また、ロスを発生させないために完売時には追加で製造は行わず、早めに店舗を閉店しています。

創業して気づいた創業前に準備しておくべきことを教えてください。

確定申告、税金について等お金の勉強をしておくことをお勧めします。煩雑で時間も必要になり、開業当初は大変苦労しました。当初は商工会や他の事業主の方に相談、アドバイスを受けていました。現在は税理士の先生にお願いしています。
また、自己分析は非常に有効だと考えています。自分の好きなこと、やりたいことでないと継続は難しいと思います。自分が何をしたいのか、何が得意なのか、深堀することで事業の方向性も明確になると思います。

これから創業したいと考えている方に一言!

開業前の準備は大変で、辛いことも多いと思いますが、振り返るとかけがえのない準備期間になると思います。そうそう無いことなので是非この期間を楽しんでほしいです!