学生時代にアルバイトしたことをきっかけに、飲食業を開業することを長年夢見ていました。
大学卒業後は別の仕事をしていましたが、夢を叶えるべく仕事を辞めました。開業準備とコロナ禍が重なったことから紆余曲折もありましたが、比較的初期投資の少ない移動販売車での起業を決意しました。

創業半年前

移動販売車での開業方法やお金の調達方法など、開業までの道筋をイメージするため、インターネットやYoutube、先輩創業者との話など多様な情報源から、出来る限りの情報を集めていました。
その後、商工会議所を訪問することで具体的な創業準備を開始しました。商工会議所では担当の方について頂き、様々なアドバイスや、資金調達に向けた具体的な手順を指導してもらいました。

創業２~３か月前

商工会議所に紹介して頂いた長野信用金庫の担当の方と共に、創業計画書を作成し始めました。
その傍らで、長野信用金庫に仲介してもらい、よろず支援拠点の支援員の方からアドバイスも頂きました。
支援員の方は飲食店経営の専門知識を有する方であり、第三者の視点から率直な意見をいただけた機会となりました。

創業1か月前

やるべき事をリストアップしており、淡々とリスト項目を消化していました。
但し、今やるべきか、後でやればいい事か迷うものが後からどんどんと出てきますので、今やるべきことを整理し、後回しにせずにしっかりとやっておくことが大事だと思います。また、プレオープンとして、友人をお客様役として業務を一から通してみることで、分かったことが多くありました。

創業前に計画して効果があった取り組み

創業前にやろうと思っていたけれど、やってみたけど効果が出なかったことは多くありました。
でも、それも「学び」の一つだと思っています。考えていたことは、全部まずやってみることだと思います。
期待していなかったけど、案外上手くいくことも多くあります。

創業後に検討して取り組んだ（取り組む）こと

人との関わりが一番大事です。人に紹介してもらわないと出来ないことが一杯ありました。
自分から周りの人に「（事業を）始めたばかりなので色々教えて下さい」といった風に挨拶に行くことで、貴重なアドバイスが貰えたり取引先（販売場所）を紹介してもらえることが出来たので、今も元気に仕事が出来ています。

プレオープンはやって本当に良かったです。頭で考えることでは限界があるため、実際に手を動かして感覚を掴むことをおすすめします。

「まず行動すること」の大事さを強く感じています。「失敗も勉強」なので、失敗しても目の前の結果にこだわり過ぎないで下さい。大事なのは自分がどう思うかです。