madan taban(マダンタバン)木下 弥生さん(宿泊飲食業)

事業の特色・強み 韓国風カフェを営んでいる。カフェ内では韓国風の雑貨の販売も行っている。
創業を決意したきっかけを教えてください。

以前から韓国の文化や雑貨等が好きであったこと、地元の人たちを元気付けられることをやりたいという強い想いがあったことから、韓国風カフェの創業を決意。2年前まで教員の仕事をしていたが、出来るだけ体力があるうちに始めたかったため、早期退職し令和5年に創業することとなった。

創業までどのように準備を進めてきたか教えてください。
創業半年前

まず金融機関に相談したところ、高森町商工会を紹介してもらった。そして町及び商工会主催のアントレプレナー支援相談室(町、商工会、信用保証協会等の担当者がチームを組み、毎月創業希望者と面談するもの。以下、アントレ)を利用し、皆さんから助言をもらいながら事業コンセプト等を固めた。以後、何か困った時には常に商工会担当者に相談した。収支などの数字面については、近隣の会計士からも助言を仰いだ。

創業2~3か月前

引き続きアントレを活用しながら、メニューの内容、店舗レイアウトを確定させた。また、SNSアカウントを立ち上げ、オープンに向けたPRを定期的に行ったほか、雑貨の仕入ルート、仕入量の確定、アルバイトの募集、融資手続の準備も同時に行った。

創業1か月前

食品営業許可に関して手続の遅れや想定外の事象が発生したため、オープンが予定に間に合わなくなる危険があったが、業者等の尽力により何とか間に合った。これが創業前に最もヒヤヒヤした経験だった。
ネット検索やQR決済等のシステム面について、商工会の担当者に対応してもらった。

創業後、事業を進めながら取り組んでいることを教えてください。
創業前に計画して効果があった取り組み

商工会に相談する前に事業コンセプトを明確にし、それらを書面にしっかり落とし込んでいたため、その後の打合せが非常にスムーズだった。また、アントレが毎月実施され、その都度メンバーの皆さんから前向きなアドバイスをいただいたため、モチベーションを維持し続けることが出来た。

創業後に検討して取り組んだ(取り組む)こと

季節に合ったメニュー(夏の冷麺など)が特にお客様に喜ばれることが分かり、季節ごとのメニューを拡充。
雑貨については、当初はオリジナル商品のみの販売を行う予定であったが、お客様のニーズに合わせるため、他社仕入商品も取り扱うようになった。(いずれも自身で考案した)

創業して気づいた創業前に準備しておきべきことを教えてください。

あらかじめ事業コンセプトを明確にしておくこと。
困ったこと、分からないことがあったらすぐに相談すること。

これから創業したいと考えている方に一言!

とにかくすぐ動いてみることが大事です!