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株式会社 ベジパング 折井 祐介 CEO

abn(長野朝日放送)制作番組 「信州 夢追人 新時代の経営者たち」出演者

折井 祐介さん
第29回 2016年09月06日

株式会社 ベジパング
折井 祐介CEO

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諏訪郡原村で農作物の販売卸をしている株式会社ベジパング。
主要取扱品である「八ヶ岳生とうもろこし」は生で食べられ、メロンより甘いフルーツのようなとうもろこしです。この商品の魅力を日本中に発信しています。
折井CEOにお聞かせいただいた事業への想いや夢をご紹介します。

「八ヶ岳生とうもろこし」

「八ヶ岳生とうもろこし」

ピクニックコーンという品種で普通のとうもろこしに比べると、だいたい7割くらいの大きさと若干小さめです。非常に甘く糖度は約20度あります。この品種は珍しく冷やすと甘さが増すため、夏場は冷やしとうもろこしにしてもおいしいですね。
特に収穫のタイミングが重要で、早すぎると甘みが弱いですし、遅すぎると皮が固くなってきてしまいますので、一番生で食べておいしいタイミングで収穫しているそうです。日照時間も大事ですが、生産している八ヶ岳は標高1,000メートルの産地で日照時間もすごく長く、昼夜の寒暖差があるのでおいしいとうもろこしを作るには最高の産地だと思います。採れたてが一番新鮮で糖度が高い状態ですが、少しずつ糖度も落ちてきてしまうので、採れたてをなるべく早く販売するよう心掛けています。どうしてもスーパー等のお店に並ぶとうもろこしというのは時間が経ってから並ぶので、そういった味しか知らないお客様も多いと思います。採れたての新鮮なとうもろこしはこんなに美味しんだよと、伝えていくのも自分たちの役目ではないかと思っています。一部で小売りも行っているので、個人のお客さまが喜んでもらうその笑顔を意識しています。買ってくれたお客さまが美味しいと言ってくれたり、試食された時に驚いてくれたらうれしいですね。

小さい中に込められたストーリー

小さい中に込められたストーリー

いろいろな品種を食べ比べる中で、たまたま身近にピクニックコーンの生産者がいて、初めてそれを食べた時にすごく美味しかったので、販売しようと思いました。お店に並ぶと、どうしても大きいとうもろこしは売れても、小さいとうもろこしは売れなかったりしますが、売り手もなかなかその魅力を伝えることができずに売っていることもあります。自分たちはどうにかこの小さくてもとても美味しいとうもろこしを、沢山の人たちに知ってもらって食べてもらえないかなと考え、自分たちが独自にブランド化してキャッチコピーを付けたり試行錯誤しながら、販売しています。
この小さいとうもろこしには魅力があります。小さいというのはデメリットばかりではなく、小さくても通常のものと同じくらいの手間はかかっていますし、その分だけこの小さい実の中に美味しさがぎっしり詰まっていまっているというストーリーに私は魅力を感じました。さらに、女性が食べきれるサイズというのも売りであると思います。大きすぎるよりも実際、喜ばれたりするので小さいながらも味が良いというものは、必ずお客さまのニーズに適うんじゃないかなと思います。

生産者の思いそして商品の魅力を発信していく

生産者の思いそして商品の魅力を発信していく
生産者の思いそして商品の魅力を発信していく

生産者自身が作ったものの魅力を伝える力はまだ弱いのかなと感じています。すごく良いものを作っている生産者の方々は沢山いらっしゃると思いますが、伝えるという部分ではもっともっと伝えることで、農産物の価値は確実に上がっていくのではないかと思っています。

原村はやはり「セロリ」という日本一の産地で有名な場所でもありますが、「とうもろこし」はまだ日本中で考えれば生産地として知られていません。しかし、美味しいとうもろこしが作れる素晴らしい環境の土地なので、ここで美味しいとうもろこしを作ってそれを発信していくことができれば、きっと八ヶ岳高原は美味しいとうもろこしの産地になっていくのではないかと考えております。自分たちがそれを発信する先駆けになっていければと思っています。

日本中にファンを

日本中にファンを

「八ヶ岳生とうもろこし」をもっと沢山の人たちに知ってもらいファンになってもらって、八ヶ岳高原が美味しいとうもろこしの産地として日本中で認知してもらえるようになり、観光資源として成長していければと思います。このブランドをもっともっと広げていきたいですね。これから流通や販売に力を入れていく中で、このとうもろこしのように可能性を秘めているけど、まだまだ認知されていない品種の農産物をブランド化することで、沢山の人たちに知ってもらい興味をもってもらうことができれば、原村、八ヶ岳地区ひいては長野県の農業全体がもっともっと面白い産業になっていくのではないかと思います。また、流通面ではなるべく早く新鮮な商品を届けられるような仕組みを考えていきたいです。鮮度は野菜の1つの価値だと思いますので、例えば朝採れたものが昼には都内でも購入できるといった仕組みをこれから自分たちが手掛けていければいいですね。フットワークを軽くすることで、細かなサービスが出来れば消費者のニーズにも応えることができると思いますので、これから自分たちが一番力を入れてやっていきたいことでもあります。こんな取組みが出来れば面白いですね。

会社名 株式会社 ベジパング
所在地 〒391-0108
長野県諏訪郡原村13414-1
Tel/Fax:0266-55-2840
Mobile:080-5144-2887
E-mail:hamarawork@gmail.com
URL:http://hamarafarm.com
CEO 折井 祐介
開業 平成27年4月
事業内容 農作物販売卸
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