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お茶屋いちえ 井口 裕太 代表

abn(長野朝日放送)制作番組 「信州 夢追人 新時代の経営者たち」出演者

井口 裕太さん
第79回 2020年11月06日

お茶屋いちえ
井口 裕太代表

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伊那市にある「お茶屋いちえ」は、日本茶を使ったカフェメニューを提供している日本茶専門店です。若い方からご年配の方まで世代を問わず楽しめるお茶屋さんです。代表の井口 裕太氏にお聞かせいただいた事業への想いや夢をご紹介します。

お茶との出会い

お茶との出会い
お茶との出会い

 私が以前サラリーマンで、仕事に追われる日々が続いて心身ともに疲れきっていたときに、お茶を飲むことで、張り詰めてパンパンになっていた気持ちがフワッとほどけるような、身体が軽くなってちょっと前向きになれるような経験をしました。その時に、お茶が持つ「力」のようなものを感じ、お茶に興味を持ちました。
 それからいろんな産地のお茶を飲んだり、お茶の香りや成分などについて調べたりしました。もっとお茶のことを知りたいという思いが強くなり、静岡県の製茶メーカーに転職をしました。そこで、堆肥・土作り、栽培から刈り取り、加工・焙煎と製茶して、最後お客さまの手に渡る(販売)まで一貫して携わりました。そこでの経験を活かして、直接お客さんに美味しいお茶を届けたい、お茶の魅力を発信したいという思いが生まれ、地元である伊那市に戻り開業しました。
 最初は伊那市内の宿泊施設やスーパーの店頭で茶葉の販売や淹れたてのお茶を提供することから始め、地道にやることで少しずつ知名度も上がってきたので、今のお店をオープンしました。お店の名前「いちえ」は「一期一会」からとりました。「一期一会」は茶道の世界で使われる言葉です。お茶を通してお客さん一人ひとりとの出会いを大切にしたい、という想いをお店の名前にこめました。

こだわりの日本茶とカフェメニュー

こだわりの日本茶とカフェメニュー
こだわりの日本茶とカフェメニュー

 当店で使用しているお茶は、私が以前静岡で勤めていた製茶会社から仕入れているもので、どこの畑で採れたのか、生産者の顔もしっかりわかっています。生産者の方とのつながりがあるので、当店の「こういうお茶が欲しい」という要望に応えていただきお茶を生産していただいています。
 こだわって選定したお茶と、地元の牛乳を使った当店オリジナルのジェラート(抹茶・ほうじ茶・玄米茶の3種類)は、地元の牛乳の良さとお茶の良さを両方味わえる、おすすめのメニューです。他には、ラテが人気です。お茶の風味を活かせるように注文を受けてからお茶をたてて作っています。お茶の味をしっかり味わっていただけるラテです。
 “急須で楽しむお茶”というメニューもあります。お茶はお湯の温度や葉の量で味わいが変わります。急須で淹れたお茶のおいしさを味わっていただき、お家でも楽しんでいただきたいです。
 お茶の中では、緑茶を仕入れてきて当店で焙煎をしたオリジナルの棒ほうじ茶が、昔ながらの直火のドラム式の焙煎機でじっくり焙煎した自慢の深い味わいです。

日本茶の魅力を広げていきたい

日本茶の魅力を広げていきたい
日本茶の魅力を広げていきたい

 お茶の歴史は古く6千年位人々に愛され大事にされてきました。お茶は私たちの生活になくてはならないものです。近年では薄れつつある日本茶の文化ですが、誰かに“急須でお茶を淹れてあげる”という行為が、相手を想う気持ちそのものだと思います。これからもそんな日本茶の文化を大切にしていきながら、新しいお茶の文化も作っていけたら楽しいなと考えています。
 当店で、沢山の方に日本茶を楽しんでいただき、その魅力を感じていただきたいです。そして、私がお茶を飲むことで心が癒されたように、お茶を飲んで、リラックスして前向きな気持ちになってくださる方が増えたら嬉しいです。

 また、地元で焙煎した「高遠棒ほうじ茶」を全国の方に知って飲んでもらえるよう発信していくというもうひとつの夢も実現に繋げたいです。そして、最終的にはこの伊那の地でお茶の栽培をして、地元のお抹茶を作りたいという夢もいつか叶えたいなと思っています。

店舗名 お茶屋いちえ
所在地 〒396-0022 長野県伊那市御園1405-1
HP https://www.ichie-cha.com
事業内容 飲食店
店舗外観 店舗外観
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